ドラマHOPE壮行会とあの夏の記憶
あの時私は後楽園ホールにいた。
ドラマHOPEの壮行会イベント。
ドラマHOPEDVD&ブルーレイ発売を祝してHOPEの記憶を辿って振り返りたいと思う。
※壮行会の模様はドラマHOPEDVDブルーレイBOXに収録されています。
平成28年7月、 ボクシングの聖地 後楽園ホールでドラマHOPEの壮行会が行われました。
4日前に「壮行会イベントに当選しました」というまさかの招待状が届いたのでふらっと新幹線に飛び乗り東京に行った私。
昨年7月というのは、そう、記憶に新しい、中島裕翔くんが週刊誌に叩かれ周囲がざわざわしている中で発表された日9ドラマ主演。ゴールデン初主演。
ファンも、外野も、おそらく本人も、このHOPEお披露目の日を少し不安な気持ちで迎えていたのでしょう。
通された会場の真ん中にはボクシングリングがそのまま置かれている状態。今からマスコミとの場内乱闘でも行われるかのような緊張感の中、登場を待ちました。
「青コーナー……主人公一ノ瀬歩は中島裕翔!」
ボクシングのリング実況を模した口上でアナウンサーさんに裕翔くんが紹介され出てきた時、
「緊張感」という言葉が頭を過ぎりました。
神妙というのは少し語弊があるけど、ライブで見る裕翔くんては少し違う、こわばった表情に見えたのです。※メイキング参照
現にインタビュー中に「緊張してます」と珍しく裕翔くんが口にしてました。
緊張と重圧と期待と高揚と、
今目撃してる裕翔くんの表情や様子を少しでも留めておきたくてずっと見つめ続けた40分だっだと思う。
イベント自体は待ち時間を省くとBOXに収録されている壮行会パートと遜色ないくらい。全部入れてくれて太っ腹だよ、HOPEチーム。
その時壮行会で感じたことは
裕翔くんは周りから愛されているな、HOPEチームは温かい現場だな、ということ。
それが分かるエピソードとして
今の仕事じゃなかったらお互いどんな仕事が向いているかのコーナーで遠藤憲一さんが裕翔くんに言ってくれた言葉に目頭熱くなりました。
「どう考えてもやっぱり俳優」
「(HOPEの)1話を見たんだけど中島くんの芝居に何ヶ所かやられて泣いちゃったのね」※この時点で6話収録済み
「生まれ変わっても俳優さんになりそう」
いや、中島裕翔はアイドルだろ!ってツッコミはこの際置いておいて、
外野ざわつき裕翔くんは注意されたり色々言われたりしているであろうあのタイミングで中島裕翔という存在を必要とし、見守ってくれる良い現場に出会い、そしてそれを嫌というほど感じて踏ん張ろうとしている裕翔くんを見て、ファンやっててこんな表情が見れて良かったなと心底思ったらちょっと涙ぐんでました。
裕翔くんを褒めてくれて、主演を盛り立ててくれて本当にありがとうございました。
そして、「恐縮です」って恥ずかしそうに嬉しがる裕翔くんを見れて誇らしかった。
出演者の最後のコメントで裕翔くんはこう締めました。
「僕自身、このドラマを通して、一ノ瀬歩と名前にある通り、一歩づつ歩んでいきたいと思います。」
裕翔くんのHOPEとの出会いはタイミングとして完璧でした。
本人の成長と一ノ瀬歩の成長を重ねて見ていたからドラマがより心に響いたのかもしれません。
そして先日発売されたBOXにはクランクアップの映像が入ってました。
身近なところで言えば、高校3年生部活動最後の大会が終わった時の挨拶が水球ヤンキースのクランクアップだとしたら、
HOPEのクランクアップはまさに新入社員が初めて大きな仕事を任され悩んで葛藤した末にやり遂げた後の締めの挨拶のようでした。
「……プロデューサーの方にも、一ノ瀬歩は中島くんしか出来ないからって言っていただいて、一ノ瀬のセリフにもありましたけど、僕の代わりなんていくらでもいるしって思ってしまう部分があって、それでもそういう風に言ってくれたのは今の自分としてはありがたい言葉をいただいて。そういう人たちに囲まれて 信じて ここまでやってこれた気がしてます。……」
ここ、すごくじわっときた.......
裕翔くん、感情高まってうるうるしながら言葉を発してた。
人の言葉を素直に受け取り、自分の中に取り込む裕翔くんのスタイルがすごく好きだし、見習いたいといつも思ってる。
何を思ってこの言葉を選んだかは本人しかわからないんだけど、確かに裕翔くんはHOPEで一ノ瀬歩という役に向き合い、取り組み共に成長したんだな、そしてそれをファンは見ることが出来て、明日の活力にすることが出来た。
あの夏を思い出して懐かしさで胸がいっぱいになりました。
そんな素敵なキャスト、スタッフでつくる「いつかのあなたが、ここにいる。」
ドラマHOPE、気になった方は是非お買い求め下さい。
特典映像盛りだくさんです。